夏の終わりに奈良井宿へ立ち寄りました。
前回来たときには漆器祭りで賑わっていましたが、今回はイベントもない平日の午後、近くの道の駅に車を停めてのんびり散策してきました。
【道の駅】奈良井木曽の大橋~奈良井宿をぶらり観光【きむらの五平餅/駐車場】
道の駅 奈良井木曽の大橋
国道19号沿いにあった道の駅「奈良井木曽の大橋」に車を停めると、奈良井川岸に大きな桧造りの太鼓橋が掛かっていました。
大きな橋は雨の日はかなり滑りそうな感じ、注意書きもありました。
太鼓橋を渡ると芝生の広がる水辺公園があって、少し歩くと奈良井宿に辿り着きます。
山が近くて緑あふれる気持ちのいい公園。
道の駅自体には物産販売施設はありませんが、近くには売店がありました。
物産販売施設のない道の駅
「道の駅」というと地域の物産販売施設のあるイメージが強いけれど、こちらの奈良井木曽の大橋では物販の販売をしていない珍しいタイプの道の駅です。
お買い物をしたい場合には、橋を渡って公園を通り抜けた先にある奈良井宿近くの売店が利用できます。
奈良井宿をぶらり観光
以前に奈良井宿を訪れたのは漆器祭りもあった週末で人が多めでしたが、この日は平日午後で観光客も少なくのんびりした雰囲気でした。
奈良井宿は道幅が広くて開放感があって好きです。
とても良いお天気で日差しが少し強かったけれど、あまり暑くもなく過ごしやすかったです。
奈良井宿の水場
宿場内には水場が何か所もありました。
山から湧き出ている水で「飲む場合には一度沸かして下さい」と書かれている場所もあって、手を洗ってみると水がひんやりと冷たくて気持ち良かったです。
宿場内の水場は、旅人の喉を潤したほか生活用水や火災がおきたときの防火用水にも使われていたそう、火の用心のバケツがかけられていました。
高札場
高札場は幕府や藩の決めごとを住民に伝えるための掲示板のようなもの。
奈良井宿の高札場は新しく復元されたもので、宿場を端まで歩いたところにある鎮神社の手前にありました。
奈良井宿 きむらの五平餅
宿場の散策途中には「木曽奈良井宿きむら」でおやつに五平餅をいただきました。
軒先に座って気軽に食べることができるのは利用しやすくて嬉しいし、くるみ・えごま・ごまを使ったしょうゆ味噌だれが濃厚な五平餅が美味しかった。
6月に奈良井宿を訪れた際に買った期間限定(5月中旬~7月中旬)の餅菓子「ほうば巻き」も、こちらで販売されていたものをお土産にしましたが美味しかったです。
奈良井宿に着いたのが遅い時間だったので、鎮神社まで一通り歩いて戻る頃には通りの人も減り閉店しているお店もいくつかありました。
人通りの少ない穏やかな宿場町も趣があってよかったけれど、のんびり歩いてお店も楽しみたい場合は早めの時間に出かけることをおすすめします。
駐車場やアクセス
住所:〒399-6303 長野県塩尻市奈良井1346−3
駐車場は国道沿いにある商業施設のない無人の道の駅「奈良井木曽の大橋」を利用しました。
奈良井木曽の大橋を渡って公園を抜けた先の「奈良井宿市場」では、軽食やお土産の購入も可能。そちらにも駐車場があります。
以上、夏の終わりに立ち寄った奈良井宿の感想でした。
またどこか出かけたら更新していきます。
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