紅葉前線が気になり始めた10月半ば、綺麗な紅葉と景色が見たくて美ヶ原高原とビーナスラインへ出かけてきたので感想を書いていきます。
秋の美ヶ原高原ハイキングとビーナスラインを紅葉ドライブ【服装/アクセス等】
松本方面から美ヶ原~ビーナスラインへ
標高2000mにある美ケ原高原へは、松本市方面から県道67号~ビーナスラインを経由して向かいました。
上の写真はビーナスラインへ向かう途中に見かけた景色で三城牧場の付近かな?牛がいました。
美ケ原高原には道の駅や美術館・牧場もあって、綺麗な景色を眺めながら散策も楽しめます。
松本方面から向かう途中にはバス停も多くて、マイカー以外ではバスでのアクセスも可能なようでした。
山の紅葉は長く楽しめる
最初の目的地は、美ケ原高原の道の駅。
標高2,000mまで山道を登っていくので、まだまだ緑が綺麗な場所もあれば紅葉が見ごろになっていたり葉が散りかけている場所もあったりと、季節の移ろいを体感できました。
夏や冬もいいけれど、秋の山は赤や黄色や橙と色彩豊かでカラフルで素敵でした。
日本一高い道の駅「道の駅美ケ原高原」
美ヶ原高原の道の駅は標高の高さが2,000mと日本一だそう。
駐車場は普通車800台程度と広くて、無料で利用可能。
車を停めて外に出ると標高が高いぶん平地とは気温が大きく違い、とても寒くて驚きました。
美ケ原高原は10月半ばでも気温が10℃以外まで下がり肌寒くて上着を着ている方も多く、店内では早くも冬用のストーブや暖房器具が活躍していました。
午後は霧が出やすい?
道の駅からは綺麗な景色が見れるかな?と思いきや、周辺は靄がでていて遠くがあまり見えず少し残念な景色。
晴れていればきっといい眺めなんでしょうね。
周辺には美術館の野外展示もありました、今回は美術館には立ち寄らず。
少し店内をみたあとは「美しの塔」近くの「山本小屋ふる里館」へ移動しました。
山本小屋ふる里館
こちらは山本小屋ふる里館。
道の駅からはそれほど距離は離れていなくて、牛伏山を越えて歩いての移動も可能です。
周辺には霧もなく、駐車場からは遠くの景色を眺めることもできました。
先に立ち寄った道の駅の駐車場に比べると少し狭いけれど(といっても普通車60台前後)、こちらでも飲食ができるお店があってお土産の購入も可能です。
写真はないけれどこの日は売店で「長いもコロッケ」と「わさびコロッケ」をいただいて、どちらも揚げたてサクサクで美味しかったです。
美ヶ原パノラマコースを散策
折角あまり霧も出ていないからと、遊歩道の美ヶ原パノラマコースを散策して王ヶ頭まで歩くことにしました。
散策スタートは13:30。
写真は山本小屋ふる里館の近くにあった牛伏山の牛さん。
遊歩道は広くなだらかで歩きやすいものの、砂利道なのでヒールのある靴や革靴は避けたほうが良さそう。
周辺はもう冬がすぐ近くまで来ているような景色でした。
ここから先は一般車両は進入禁止で、許可車両のみ通行可能。
美しの塔までの距離は、残り0.4㎞。王ヶ頭までは2.2㎞あります。
気持ちよく歩ける遊歩道
この日は平日午後だったこともあって観光客も多くなく、遠くまで広々と見渡すことができる遊歩道は歩いていて気持ち良かったです。
道を進んでいくと遠くのほうに沢山の電波塔?アンテナ塔?が立ち並ぶ姿が見えてきました。
どうやら塔の側に建っているのが王ヶ頭ホテルで、今日の散策の目的地のようです。
普段ジョギングしていると2kmは短い距離のように感じるのですが、いざ高原を歩いてみるとなかなか着かなくて、近いようで結構遠くも感じました。
美ケ原高原のシンボル「美しの塔」
美しの塔に着いたのは、山本小屋ふる里館から歩き始めて約10分後。
草原に佇む美ケ原高原のシンボル「美しの塔」の高さは6mほどあるそうです。
南側には自然詩人・尾崎喜八氏の「美ガ原溶岩台地」が刻まれていました。
塔の周辺にはベンチも複数あったので、天気のいい暖かい日にはこの辺りで一休みしたり、お昼を食べるのもいいのかも。
塔の裏側へまわると北側には山本小屋を開いて美ヶ原の登山道を整備した功労者・山本俊一翁の顔も刻まれていました。
塔の内部には鐘があって、自由に鳴らすことができます。
美しの塔までの道は平坦で歩きやすかったので、あまり長い距離を歩くのが不安な場合でもここまでは比較的散策しやすそうです。
遊歩道は広々としていて見晴らしがよく歩いていて気持ち良かったけれど、美ケ原高原は10月半ばでもかなり寒さが厳しくて手袋とネックウォーマーが活躍しました。
靴だけでなく服装も、暖かくて動きやすいものがおすすめ。
記事が長くなってしまうので、美しの塔より先の「塩くれ場~王ヶ頭」については次に書いていきます。
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