朝から福井の観光地を巡って、東尋坊に着いたのは夕方16時を過ぎた頃。
東尋坊周辺のお店は閉店時間が早いそうで、この日も崖へ向かう途中にある商店街は既にシャッターが閉まっているお店ばかり、歩いている人も少なくて少し寂しい雰囲気でした。
【金沢福井観光】東尋坊は夕暮れ時もおすすめ【駐車場等/尼御前グルメ】
夕暮れ時の東尋坊
通りすがりの人の話によると、この日は朝から酷い雨が降っていて観光客もまばらだったため「今日は終わり」と早々にシャッターを閉めたお店もあったとか。
「どこかで美味しい海鮮が食べれるかも」と淡い期待を持っていたのですが、食事をしたい場合には早めの時間に東尋坊を訪れないと駄目ですね。
商店街を抜けて岩場が近づくと、遊覧船のチケット売り場とイワバカフェがありましたが、どちらも閉店時間を過ぎていました。
ここまでは閉店後のシャッターばかり目について寂しい雰囲気があったけれど、東尋坊の崖まで歩くと夕方でも観光客がいて少し観光地らしい雰囲気に。
といっても平日の夕方は混み合うこともなく、のんびり穏やかな雰囲気。
東尋坊はどうやら夕日がキレイに見えることもあって、夕暮れ時を狙ってくる方もいるそう。
日本海側はあまりすっきり晴れないような曇りの日が多いと聞きますが、この日もお昼過ぎまでは雨が降っていたものの夕方にはお日様が出て海面がキラキラと輝いていてとても綺麗でした。
東尋坊について
東尋坊の名前の由来は所説あるようですが、昔この地にいた「東尋坊」という名前の悪いお坊さんを、この場所に突き落としたことから東尋坊という名前になったといわれています。
自殺の名所なんて言われているのを聞いたことも。
世界有数の柱状節理
東尋坊は約1kmにわたり海岸線に広がる崖が特徴で、マグマからできた火成岩の輝石安山岩(きせきあんざんがん)が柱上になってできています。(柱状節理)
世界有数の柱状節理は地質学的にも貴重で、昭和10年には国の天然記念物・名勝に指定されて、平成19年(2007年)には日本の地質百選に選定されたそう。
改めて写真で見ても凄い眺め。写真奥に見えるのは雄島(おしま)です。
ポイントによっては崖から海面までが23m近くあって、手すりや柵・フェンスのようなものは無いので足元にはかなり注意が必要です。
スニーカーでも歩くのが結構怖かったので、滑りやすい靴も危険だし女性はヒールのあるような靴は避けるのがおすすめ。
崖上には海から見た東尋坊模型も
崖の上には海から見た東尋坊の模型も置かれていました、それぞれの場所を確認しながら崖を歩いてみるのも面白いかも知れません。
模型の解説からみると上の写真の辺りが千畳敷になるのかな。他の場所に比べると少し平らな岩場がありました。
もう少し端まで行ってみたい気持ちはあったものの、高いところは苦手なので無理をするのはやめました。
遊覧船も人気
写真の奥に見える東尋坊の近くにある雄島(おしま)は、赤い雄島橋を渡っていくことができます。
この日は東尋坊観光遊覧船の営業が終了していて利用できませんでしたが、遊覧船では雄島の側を通って約30分の船旅が楽しめるそうでタイミングが合えばおすすめです。
東尋坊観光遊覧船
4月~10月 9:00~16:00
11月~3月 9:00~15:30
※12/29~1/31は運休
大人1400円/小学生700円
東尋坊のアクセス/駐車場
住所:〒913-0063 福井県坂井市三国町安島
車では北陸自動車道・金津ICから約20分
電車ではJR北陸本線の「芦原温泉駅」で降り、バスやタクシーで約30分
駐車場
駐車場は東尋坊市営駐車場を利用しましたが時間帯や季節によって有料になるようで、私が到着した16時過ぎには無料で利用できました。
東尋坊へ向かう商店街の入り口からも近く、歩いてすぐで便利でした。
周辺には東尋坊タワーにも駐車場があったし、食事をすると無料で利用できるようなお店もあるようで、駐車場に困ることはなさそうです。
やっぱり海鮮が食べたい!
東尋坊を歩いて観光を楽しんだ後は、宿泊先ホテルのある金沢市まで車で戻ることに。
この日は東尋坊周辺にあるお店で海鮮がつまめたらいいなーと思っていたのですが、どこも閉店後で残念。
ちょっとお腹も空いていて朝から1日観光して周り疲れてもいたので、金沢へ戻る途中の尼御前SA(下り)で簡単に早めの夕食としました。
尼御前SA(下り)
尼御前SAは石川県の北陸自動車道にあるサービスエリアで、コンビニやガソリンスタンド、フードコートがあります。
海のすぐ側にあるSAでフードコートからも海を見ることができました。
尼御前SA(サービスエリア)下り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本
海鮮丼が豪華でボリューム満点
写真は尼御前SA(下り)フードコートで食べた海鮮丼(海鮮丼スペシャル?)。
サービスエリアの食事って普段はあまり期待しないのですが、思っていた以上に豪華で美味しかったです。
フードコートは食券を購入すると自動でオーダーされて、席で待っていると商品が出来上がりカウンターで受取るシステム。
メニューは海鮮丼の種類が豊富で、金沢発祥の洋食「ハントンライス」もありました。
住所:〒922-0551 石川県加賀市美岬町尼ゴジ3−2番地外
東尋坊からは金沢方面へ車で40~50分ほど。
東尋坊は1度は行ってみたかったので、念願叶って良かったです。もしも次に行く機会があれば次回は朝~昼の早めの時間に訪れて遊覧船に乗りたいな。
以上、夕暮れの東尋坊へ出かけた感想でした。
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