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【金沢/福井の旅】大本山永平寺を参拝/御朱印/参禅や体験修行も

永平寺

金沢・福井旅行の2日目は、福井にある大本山永平寺永平寺を参拝しました。

永平寺は鎌倉時代に道元禅師によって開創された曹洞宗の大本山で、現在も修行の場となっていてこの日も沢山の若い「雲水」と呼ばれる修行僧を見かけました。

【金沢/福井の旅】大本山永平寺を参拝/御朱印/参禅や体験修行も

 

鎌倉時代から続く曹洞宗の大本山永平寺

訪れたのは梅雨時期の6月末、緑がとても綺麗でした。

冬、雪の季節も趣があっていいけれど、雪深い地域なので雪道に慣れていない場合には雪を避けた季節のほうが安全かも知れません。

永平寺

永平寺は幼い頃にも参拝したことがありましたが、大人になってからは初めてで約20年ぶり。

 

当時はお寺のことはなにも分からなかったけれど(今も対して分からないけれど)、物腰の柔らかい所作の綺麗な眼鏡の似合うお兄さん(修行僧)が、丁寧に案内してくれたことが強く印象に残っていました。

 

現在も希望者は案内してもらえるのか、修行僧と一緒に境内を巡られている方も見かけました。

永平寺の七堂伽藍

永平寺

永平寺では入口で靴を脱ぎビニール袋に入れて、持ち歩きながら七堂伽藍を巡ります。

七堂伽藍は修行場となる7つの建物のことで「山門」「仏殿」「僧堂」「大庫院」「東司」「浴室」「法堂」の7つ。

 

全て廊下や階段で繋がっていて屋内なので雨の心配は不要です。

 

エアコン等はありませんので猛暑や極寒の日の参拝は少し大変かなと思いますが、この日は境内ではそこまで暑さが厳しい印象はありませんでした。

お寺や神社っていつも空気が澄んでいて、外よりも涼しく感じることが多いです。

傘松閣の美しい天井絵

傘松閣の天井絵

美しい天井絵を眺めることができるのは、七堂伽藍の前に通る大広間の傘松閣。

こちらは156畳の広さがあって、天井絵には日本画家144名による230枚の花や鳥の色彩画を見ることができました。

傘松閣の天井絵配列図

全ての絵をゆっくり眺めたいけれどずっと天井を見上げるのは首が辛い・・という方には、廊下にあった天井絵の配列図でお目当ての絵を探してみるのもいいかも知れません。

参拝時にはマナーを守って

参拝時にはマナーを守って

境内を歩いていると沢山の修行僧を見かけますがカメラを向けるのはNG、その他にも参拝中にはいくつか気を付けておきたいことがありました。

 

左側通行・禁煙・フラッシュ撮影禁止‥等どれも難しいことではありませんが、入り口で渡される案内には解説や参拝順路のほかにお願いごとも書かれているので、先に目を通すことをおすすめします。

暑さ寒さ・足腰にも要注意

永平寺の長い階段

永平寺では廊下の雑巾がけも毎日行われる修行の1つだそうで、お掃除に使われたであろう沢山の雑巾が干されているところも見かけました。

 

古い建物内では埃っぽさを感じることもあるけれど、永平寺はどこを歩いても床がつるつるしていて綺麗で気持ちがよかったです。

わが家の床も見習わなくては・・・。

階段

境内は段差や階段もとても多かったので、足腰が弱いかたには参拝が少し厳しい場所かも知れません。

一部エリアは車椅子利用での参拝も可能なようなので、足腰に不安がある場合は直接問い合わせてみるのもおすすめです。

美しさを護る「護美箱」

永平寺の護美箱

永平寺を参拝していて面白いなと思ったのが、ゴミ箱の当て字「護美箱」でした。

ごみ箱は、美しさを護る(まもる)ための箱。

 

どんなものでもある瞬間から「塵」として扱われることがあるけれど、始めから「ゴミ」と呼ばれるというか「塵(ごみ)」として存在しているものはないんですよね。

どの瞬間から人は物を塵と感じるようになるんでしょう、不思議ですね。

 

もしも私が塵ならば「塵箱」よりは「護美箱」と書かれている箱の方に入りたい。

なんだかいいな、と思えた護美箱でした。

永平寺の御朱印

永平寺の御朱印

永平寺でいただいた御朱印がこちら。

御朱印の種類は1種類のみ、料金は500円でした。

神社の御朱印も綺麗なものが多いけれど、お寺でいただく御朱印は独特な書体で文字に迫力があります。

 

御朱印の受付場所は入口を入って靴を脱いだ直ぐ横のところに受付所となる御朱印所があり、先に御朱印帳を預けてから参拝しました。

「承陽殿」は永平寺を開かれた道元禅師を奉祀している廟で、曹洞宗の聖地とされている場所だそう。

体験修行・座禅・写経等

今回は短時間の参拝のみでしたが、永平寺では1泊の体験修行や座禅、写経も体験可能なようです。

お泊りでの修行体験は少し経験してみたい気はするけれど、世俗にまみれた私には厳しいかも知れません。機会があればまずは座禅や写経体験をしてみたいです。

 

永平寺での体験修行や座禅・写経体験については、詳しくは公式サイトで確認することができます。

永平寺のアクセス/駐車場

住所:〒910-1228 福井県吉田郡永平寺町志比5−15
電話:0776-63-3102

JR福井駅から京福バス特急永平寺ライナーで30分

専用駐車場はありません

 

恐竜博物館から永平寺は車で約30~40分程度(距離約25キロ)で着くようです。

この日ランチを食べた谷口屋さんからも、車で約20~30分程(距離は約16キロ)で周辺に到着しました。

店舗利用で駐車無料

永平寺近くには専用駐車場はありませんが、門前町のお土産屋/お食事利用で駐車できる店舗が複数あり店先で呼び込みをしている店員さんも見かけました。 

少し離れた場所には町営駐車場もありますが、今回は永平寺バス停近くにある「永平寺そば亭一休」の駐車場を利用しました。

 

こちらもお店利用で駐車料金が無料だったので、車を停めて参拝した帰りに二階の食堂で一休みして甘味をいただきました。

蒸し暑い日だったので、冷やしぜんざいが美味しかった。

永平寺そば亭一休の冷やしぜんざい

 

以上、大本山永平寺を参拝した感想でした。

簡単に参拝するだけならば1時間前後でまわれそうですが、境内は広く段差や階段も多いのでゆっくり休みながら参拝したい場合には、もう少し時間に余裕を持つことをおすすめします。

 

永平寺を参拝したあとは福井県内にある現存12天守の1つ「丸岡城」へ行きました、そちらはまた次の記事で書いていきます。 

金沢・福井旅行の記事はこちらにも

www.dekakeyou.net

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