旅行の最終日は近江町市場で海鮮丼ランチを楽しんだあと、歩いて金沢城公園へ向かいました。
写真でも雲行きの怪しさが伝わるかしら、朝は日差しが強かったものの午後は雲が増えてきて突然の大雨に襲われました。
【金沢観光】金沢城公園を散策/キャッスルビューで金箔ソフト
金沢城公園
金沢城公園は金沢城址を整備した公園で、近江町市場からの距離は1km未満と比較的近く、移動時間も10分かからない程度で到着しました。
公園の総面積は28万5000㎥(東京ドーム約6個分)ととても広くて、各所には休憩所もあるので休憩しながらのんびり散策できます。
石川門
金沢城のなかで人気が高いのが石川門。
兼六園と金沢城公園を結ぶ石川橋を渡った先にある門で、石川橋は春になると桜がとても綺麗なんだとか。
天明8年(1788年)に再建された石川門は金沢城の搦手門(裏門)で、国の重要文化財に指定されています。
石川門の石垣
写真は一の門をくぐったさきの枡形の部分。
金沢城公園は色々な種類の石垣を見れることでも有名で、石川門では写真左側の打ち込みハギ(粗加工石積み)と、右側の切り込みハギ(切石積み)、2種類の石垣を見かけました。
こんな風に同じ場所で左右にはっきりと積み方が違う石垣は、少し珍しいのだそうです。
橋爪門(はしづめもん)
写真は2015年に復元された橋爪門一の門、橋爪門は二の丸への正門として格式が高い門だそう。
2001年に復元された菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)と橋爪門は中が繋がっていて、建物内部も見学することができます。
入館は有料でしたが内部では古くからの木造工法の解説があったり展示があったりと面白かったです。
可北門(かほくもん)
可北門は金沢城の実質的な正門。
石川門、橋爪門と合わせて「金沢城三御門」と呼ばれています。
三十間長屋(さんじっけんながや)
三十間長屋は倉庫として使われていた建物で、カメラのフレームにおさまらない程に大きな(?)長屋です。
実際は30間ではなく、長さは26.5間(約48m)とのこと。
江戸時代後期には武器・弾薬を納めていたとも説明書きがされていました。
金沢城には複数の長屋があったそうですが残っているのは三十間長屋のみ、歴史を感じる建物です。
石川門や橋爪門の周りに比べると人影がまばらでしたが、三十間長屋も石川門と同じく1881年(明治14年)に起きた火災での消失を免れ、国の重要文化財に指定されています。
鶴の丸休憩館の豆皿茶屋
公園内はとても広くて散策途中には何度か休憩所を利用しました。
なかでも「鶴の丸休憩館」は新しくできたモダンな雰囲気の建物でカフェ「豆皿茶屋」も入っていて、折角なので店内でソフトクリームを頂きました。
キャッスルビューで金箔ソフト
軽食や甘味が楽しめる豆皿茶屋で注文したのは、金箔ソフトクリーム(850円)
金箔が乗ったソフトクリームは、金箔自体には味がなく普通のバニラ味です。
「口元に金箔がついていますよ」なんて台詞は普段なかなか言う機会がないだろうね、と話しながら美味しく頂きました。
写真は店内の窓際の席からガラス越しに撮ったもの。
公園の散策中には突然天気が崩れて雨が降ってきたので、地面がかなり濡れています。
豆皿茶屋の窓は全面ガラス張りで、雨を避けつつ復元された綺麗な五十間長屋や橋爪門を眺めのんびり休憩することができて良かったです。
金沢城址公園のアクセス/駐車場
住所:〒920-0937 石川県金沢市丸の内1−1番1号
電話:076-234-3800
駐車場:周辺に有料駐車場あり
(兼六駐車場 482台)60分350円・以降30分150円
バス:金沢駅~城下まち金沢周遊バス右回りルートで約16分
旅行中は3日間ともお天気がいまいちでしたが、初めての金沢&福井旅行は見どころが多くて観光も食事も満喫できました。
北陸は魅力的な場所がまだまだ沢山あるので、また機会をみて旅行したいです。
以上、6月に出かけた金沢・福井旅行についてでした。
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