名古屋ボストン美術館で開催されていた「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」に行きました。
会期:3月19日~8月21日 *現在は終了しています
「ルノワールの時代」近代ヨーロッパの光と影
ルノワールの時代
18世紀後半イギリスから始まった産業革命によって、ヨーロッパの人々の暮らし方が変わっていった時代の作品の展示です。
発展していった華やかな都会の暮らしを楽しむ一方、都会の暮らしに息苦しさを感じて田舎に癒しを求める人々もいたようで、そんな様子も展示されている絵から伝わってきました。
モネ、ゴッホ、キルヒナー、ロートレック等色んな作品が楽しめましたが、ルノワール以外で個人的に印象が強く残ったのは5作品ありました。
撮影は禁止なので写真はなく、タイトルのメモだけを残すことにします。
- ジョセフ・バイ 「水汲み場にて 」
- エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー 「クラヴァーデルからの山の眺め」
- ジュール・パスキン 「メランコリック」
- チャイルド・ハッサム 「競馬レースの日」
- オーギュスト・ルペール 「夜9時の国会議事堂」
ルノワール「ブージヴァルのダンス」
今回はルノワールのダンス3部作の1つ「ブージヴァルのダンス」が展示されていました、名古屋では11年ぶりの展示だそうです。
残りの2作品「都会のダンス」「田舎のダンス」は、同時期に東京・国立新美術館で開催していた「ルノワール展」で展示されていたので、3つの作品全てが来日していたことになります。
愛知~東京間は新幹線を使えば日帰りも可能なので、行ける日がないかなーと1人そわそわしていましたが、結局は実現出来ず。
都合がつけば「ルノワール展」の先の2作品と「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」が観たかったな、残念です。
ルノワールの描くふくよかな女性
ルノワールの作品にはふくよかな女性ばかりが描かれています、調べてみると当時は豊満な体型の女性が美しいとされていたそうです。
けれど「ルノワールが実際よりもふくよかに描いたことで、モデルの女性に苦情を言われたことがある」とも、展示会場の映像では耳にしました。
豊満な体型が美しいとされる時代の中でも「そんなに太く描かないで!」と女性が声を上げるほどふくよかに描いていたとしたら、単純にルノワールの好みの問題もあったのかも知れません。
時代によって美しさの基準は変わるけれど、女性が自分の体型を気にするのは国籍も時代も関係ないんですね、面白いです。
名古屋ボストン美術館の記事はこちらにも